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2020

多量の流木を含んだ自由表面流れ

固体の浮遊物を多数含んだ自由界面の計算に対して、キュムラント型格子ボルツマン法をベースにフェーズフィールド法で界面捕獲し、気体側は流体運動を解かずに気圧だけを境界条件とした自由表面流れを計算している。気体側にはレベルセット関数によるVelocity Extensionを行い、自由表面近傍、物体近傍にはAMR(Adaptive Mesh Refinement) 法により高解像度格子を動的に配置し、大規模計算を実行するために動的負荷分散を行っている。シミュレーション結果は、15m水槽および70m早々での実験と非常によく一致している。