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2019

イルカのフリースイミング

実際のイルカを丁寧にスキャンし、その形状に基づき尾びれを時間的に変位させることにより、イルカが計算空間をどのように遊泳するかをキュムラント型格子ボルツマン法でシミュレーションした。どのように推進力を得て、どの程度の遊泳速度になるかをスパコンTSUBAME3.0で解析した。OctreeベースのAMR (Adaptive Mesh Refinement) を用い、物体近傍と渦の強い領域に高解像度格子を適合させ、空間充填曲線に基づき動的に領域分割を行い、複数GPUを用いて効率的に計算を行っている。